使うと楽になるのは知ってる…けど…どうしても躊躇っちゃう「痛み止め」

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筆者の筋肉が痛みを訴える…!ぎゃぁー!

と、いつもながら唐突ですが…なんでかはよく分かりませんが、寝ている間にぶつけたか何かしたらしく…左足ふくらはぎの部分と、左腕の部分にでっかい黒血が出来ていて触ると痛い筆者です。

ちなみに黒血って言うのは、筆者がいる辺りではぶつけてできた内出血の事を指します。

黒血がよるって言いません?言わない?

さて、痛いのは老若男女問わず嫌なのは当然で、誰もが一度は「痛みを感じない身体が欲しい」なんて思った事は有ると思います?あれ、無い?おっかしぃなぁ~

って、言ってるそばから今度はコラム作成中に舌を噛んだ筆者。最近、ガムを噛んでると毎回のように左側を噛む…痛ぇ…

 

痛みなんぞ、ない方が毎日の暮らしが楽しくなりそうなものですが…実際は無ければ大変な事になるといいます。

痛みを感じない「無痛症」と言うのが有るのですが…痛覚が無い為に、自分の身に起きている危険が全く分からず、重大な病気や怪我の発見が遅れて手遅れになる事がよくあるそうです。

しかしながら、痛いのは非常につらいという所…そこで登場するのが様々な痛みを抑えてくれる「痛み止め」になります。

痛み止めを飲めば楽になる…のですが、痛み止めを使うとなるといろいろ気になる事も…

 

それの典型的な例が、よく言われる「痛み止めを使い続けると耐性が出来る」と言うものです。聞いた事がある人も多いかと思われます。

結論から言いますと、「鎮痛剤を飲みすぎると耐性ができる」と言う事はまず無いと言って良いでしょう。

ただし、鎮痛剤にはちゃんと用法・用量がある為に、 それを上回る量の薬…例えば1ヵ月の間で10日以上鎮痛薬を使用し続けている等になると、身体が痛みに対して非常に敏感になったり、そもそも飲んでいないと不安になるなどの影響がある為、逆に症状を悪化させる場合もあります。

 

また「鎮痛剤はギリギリまで使わない方がよい」と言ったお話も聞きますが、痛みがピークに達している状態で鎮痛剤を使っても効果を得られない場合があるそうなので、なるべく痛み始めたな~と思ったら使うのが良いでしょう。

逆に痛みを我慢しすぎると身体にそれだけストレスがかかる訳ですので、体力や免疫力の低下が引きおこり、原因病状の悪化や痛みの悪化が懸念されます。

 

他にも鎮痛剤と言うからには、「どんな痛みにも効果が在るのか?」と言うと、そうではありません。

基本的に市販されている痛み止めは、痛みに関する物質の精製・働きを阻害して怪我や炎症などから発せられる痛みを止める効果を持っています。しかし、胃や腸などのお腹の痛みなどのような内臓が発する痛みは発痛物質が関与している訳では無いので、これらの痛みを解消する効果はありません。

 

日本人は割と痛みに対して「我慢する」という風潮が強くあり、実際に最も身近な「痛み」である「頭痛」や「生理痛」などを例にして調査すると8割の人が痛みに対して「我慢する」と回答している。

先の通り、日本人は痛みを我慢することに美徳を持っている節があるものの医学的な面から見れば続く痛みを我慢することにメリットなど一切ないのです。

しかしながら、続く痛みと言うのは何らかの原因があって起こる物ですので、あんまり痛みが長引くときは痛み止めに頼りっきりではなく一度病院で診てもらうようにしましょう!