夏バテ解消!丑の日と言わずに疲れたらヤツを食え!
7月ももうおしまいで来週からは8月になりますね。いよいよ夏も終わりが近づいてきました!…こう考えると夏と言う期間は本当に短いですよね。
さてさて、そんな7月最終日…今月の30日は土用の丑の日でウナギを食べる日になっております。しかしまた何故に、土用の丑の日にはウナギなのですかねぇ?丑の日って言う位なのですから「牛」を食べさせろって話ですよ!筆者的にはステーキでもすき焼きでも可!
土用の丑の日にウナギを食べるようになったルーツとしては、昔の事…夏になかなか売れないウナギ屋の亭主が、かの有名な「平賀源内」に相談したところ…「店先の看板に【本日、丑の日】と書いたら、丑の日にはウナギを食べなきゃってなるんじゃない?」と言われてやってみた所、それが大盛況だった所から「土用の丑の日」が始まったと言う説があります。
まぁ、ノリはパチンコ屋の「本日、新台入れ替え」と同じじゃないですかね?あれって良く見てると3日に1回くらい新台入れ替えやっていませんか?変えすぎ、変えすぎ。
さて、そんなノリ的な感じで始まった土用のウナギ事情ですが…実は、時期的には間違っていない食べ物だったのです。
夏バテの原因となるのはズバリ!暑さからくる体力低下と栄養不足です。暑さにより汗をいっぱいかく季節ですので、汗と一緒に体内のビタミンやミネラルが失われやすくなっています。それに加えて、暑さによる食欲不良による偏った食事。
これらが合わさる事により体力が低下し、自律神経が乱れ夏バテと言った症状になるのです。暑くなってくるとどうしても素麺などの麺類…しかも比較的あっさりした系に偏ってしまいますが…それが原因になってしまうことが多いのですよ。ホント。
さてさて、そんな夏バテの症状にオススメしたいウナギ。
ウナギには栄養学的に見ても豊富なタンパク質、さらにはたった100gで2日分のビタミンAを摂取できるほどにビタミンAが豊富な他、ビタミンB1、B2、さらにDやEの他に、カルシウムや鉄分などのミネラルも豊富でまさにバランスに富んでいるすぐれた食品です。
ちなみに蒲焼で皮ごと頂く場合には、その他にもウナギの皮の内側にあるコラーゲンも摂取できるのでお肌にもやさしくなります。
また、一見すると脂がのっているために重そうなイメージもありますが…ウナギの脂は牛や豚の脂肪とは違い、今話題のEPAやDHAを豊富に含むいわゆる魚の脂ですのでイメージしている脂分とは違い、体にとても良いものです。また、カロリーも思ったよりも低くなっており、牛丼710kcacl、中華丼740kcal、かつ丼900kcalに対してうな丼はおよそ650kcalと比較的低カロリーで頂く事が出来ます。
しかしながら、どんなに万能に見えても必ずどこかに欠点や弱点がある物…英雄アキレウスは無敵だったが、唯一の弱点であるアキレス腱を切られて倒れ、日本の神話に現れる大怪物ヤマタノオロチも大酒豪だったのが災いし、泥酔した所をスサノオに倒されました。
何やら無駄に、壮大なスケールになってっしまいましたが…そんなウナギにはどんな弱点が…それは「ビタミンC」が一切入っていないところです。
夏バテの解消に大切な栄養素にもかかわらず、これのみが一切ウナギには入っていません。ちなみにビタミンCの役割は身体に身体的・精神的ストレスがかかった際に消費され、ストレスのダメージを軽減してくれると言う物です。
なので、これだけは別に摂取しなければならないのが注意点です。なんてこったい!
しかし、逆を言えばこれさえ別で補えれば夏バテには万全になると言えるでしょう。
みなさんも、ぜひぜひ暑い夏を乗り切るのにウナギを食してはどうでしょうか!